【アルゴリズム】整列
整列は、データを順番に並び替えるアルゴリズムです。
基本的な整列方法として、「選択法」「交換法(バブルソート)」「挿入法」の3つがあります。
さらに効率的な処理が行える整列方法として「クイックソート」「マージソート」「ヒープソート」があります。
今回は最も基本となる選択法について紹介します。
選択法
選択法は、「配列の中から最小値を探し先頭と入れ替える」という作業を繰り返して整列させていく方法です。
手順
まずはデータ[j]の先頭データと隣のデータ、さらにその隣のデータ…と順番に大小を比較していきます。
もし先頭データよりも小さいデータがあれば場所を交換していきます。
これを最後尾まで繰り返すことで先頭データの値が確定します。
DATA[j]の先頭データが確定したら、同様に次のデータの比較をしていきます。
上の手順を最後の列まで繰り返すことで、すべてのデータの値が確定します。
選択法を疑似言語で表した場合
図の手順を疑似言語で表すとこのようになります。