
ネットワークを構成するNIC、リピータについて解説するよ
ネットワークで用いる装置を理解するときにはOSI基本参照モデルを参考にすると分かりやすいです。
OSI基本参照モデルは7つの階層に分かれており、NIC、リピータは物理層に位置します。
これら2つの装置は、電気的な信号を増幅させたり、送受信したりしています。
OSI基本参照モデルの詳しい解説こちら☆
NIC(Network Interface Card)
NICとは、コンピュータをネットワークに接続するために使う拡張カードです。
ネットワーク(LAN)に繋げるのでLANボードといわれたりもします。
NICはデータを電気信号に変えてケーブルに流したり、受け取ったりします。
その為、コンピュータ同士がネットワークでデータをやり取りする場合必要不可欠なものといえます。
ネットワーク機器にはMACアドレスというその機器を一意に特定できる番号が割り振られていますが、このNICにも同様、MACアドレスが割り振られています。
リピータ
リピータとは、ケーブルを流れる電気信号を増幅させ、LANの延長距離を延ばしてくれる装置です。
LANは、それぞれの方式によってケーブルの総延長距離が決められています。決まった総延長距離を超えた距離で通信を行うと信号がゆがんでしまうのでうまく通信ができなくなります。
そこでリピーターを間に挟むと、途中で歪んだ信号を整えて再送信してくれるので信号のゆがみを解消し、延長距離を延ばすことが可能になります。
まとめ
NICとは、コンピュータをネットワークに接続するために使う拡張カード、リピータとは、ケーブルを流れる電気信号を増幅させ、LANの延長距離を延ばしてくれる装置のことでした。
以上、解説はここまで!
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