OSI基本参照モデルとは?徹底解説!初心者でもすぐわかる IT基礎知識

パソコン IT基礎知識

OSI基本参照モデルの解説をするよ!

これを知ればネットワークの大枠を理解できます

 

OSI基本参照モデルとは…?

OSI基本参照モデルとは、通信をするときに決められた約束事を細かく7つの階層に分けたものです。

コンピューター同士でデータをやり取りするときは、受信者と送信者で同じルールを持たなければなりません。人間と同じで、例えば「日本語」と「英語」で違う言語を使って会話をしてもうまくコミュニケーションが取れませんよね。

以前まではメーカーごとに異なるルールで通信を行っていました。しかし、それでは異なる言語を持ったパソコン同士では通信できない…という不便な状況になります。この状況を改善する為に、ISO(国際標準化機構)という団体が、異なる言語同士のパソコンも通信ができるように共通の約束事を作りました。

ちなみに、同じルールをもってデータをやり取りする場合の約束事(=通信規約)をプロトコルといいます。

OSI基本参照モデルの一覧表

OSI基本参照モデル

 

各階層の説明

物理層(第1層)

「物理層」という名前の通り、物理的な機器の形、電気的な条件のルールを決める層です。物理的なもの以外の画像や写真、動画等のデータに関する規定は含みません。

コンピューターネットワークを構成する機器1つ1つのインターフェース(例:ピンの数、コネクタの形)を決めています。

 

データリンク層(第2層)

データをやり取りするコンピュータ間で、透過的な誤りのないデータの受け渡しを保証する層です。

「透過的」とは、実際に存在しないものをあたかもその場所に存在するかのようにみせる技術のこと。コンピュータのデータも、私たちの目に見えるものではありませんが、実際にその場に存在するように見せかけているのです。

ネットワーク層(第3層)

データを相手の目的地まで届けるために最適な送信経路を選択する、いわゆるルーティング、中継と呼ばれる操作を行う層です。

データが確実に受け渡しされるように、適切な通信経路の管理をしています

 

トランスポート層(第4層)

通信の品質を保証する層です。データの通信は正しく伝わることが大切です。

例えば、「明日の9時に集合しよう」と友達にメールします。しかし相手に届いたメールは「明日の15時に集合しよう」となっていれば大変です。自分の送るデータが相手に正確に伝わらなければ困りますね。

トランスポート層ではこの通信の信頼性、品質を管理しています。

 

セション層(第5層)

セション層は通信の【開始】や【終了】のルールを決めています。

私達人間も、様々な場面で開始と終了の合図があったりします。例えば、ご飯を食べるときの「いただきます」「ごちそうさまでした」 人に出会った時の「こんにちは」「さようなら」等です。

これと同じようにセション層では、「今から通信を開始するよ!」「通信を終了するよ!」等の開始、終了のルールを決めています。

専門的な用語でいうと、コネクションの確立、解放、同期制御を行っています。

プレゼンテーション層(第6層)

プレゼンテーション層では、データの表現形式に関するルールを決めています。

私達が機械に打ち込んだデータをネットワーク共通の表現方法に変換します。外部から打ち込んだデータは人が理解できる情報ですが、プレゼンテーション層ではこの情報をビット符号化、暗号化等を行うので、人間には理解できない形式になります。

効率的にデータの送受信が行われるように管理しています。

 

アプリケーション層(第7層)

アプリケーション層ではデータの具体的な利用方法を決めています。

第7層ということで、データを利用する私たちに最も近い層です。その為、実際に私達が普段行うファイルの転送やメールのやり取りを可能にしてくれます。

 

まとめ

ISO基本参照モデルは、通信をするときに決められた約束事を細かく7つの階層に分けたものでした。

以上、本日の解説はここまで!

Thank you

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