
トランスポート層のTCP、UDP、3ウェイハンドシェイク
の概念について解説するよ!
通信プロトコルのTCP/IPについて初めに詳しく知りたいという言う人はこちらの解説をCheck☆
OSI基本参照モデルを知りたい人はこちらの解説をCheck☆
トランスポート層
トランスポート層は、コンピュータと端末間において、データを伝送するサービスを提供しています。
TCP
TCPは通信相手の状況を判断しながらデータを送受信するコネクション型のプロトコルです。データの到着順、送信エラー時の再送などを管理しており、信頼性が高い通信プロトコルです。信頼性は高いですが、処理が多いので通信速度は遅くなるというデメリットがあります。
UDP
UDPは、事前にデータを送る前に相手の状況を確認せずに一方的にデータを送るコネクションレス型の通信プロトコルです。TCPが行うデータの送信の確認、到着順序の管理などの処理は一切行いません。その為信頼性には欠けていますが、通信速度が速いというメリットがあります。信頼性を省略する代わりにリアルタイム性を重視しているので、例えば映像配信サービスなどを行う際に使用されています。
3ウェイハンドシェイク
3ウェイハンドシェイクは、TCPで通信を確実に行うために必要な手順を3つの段階で表したものです。
この手順では、SYN(同期)とACK(肯定応答)という2つの合図を使います。この信号がONの場合は数値1が割り当てられます。
~3ウェイハンドシェイクの手順~
① データを送りたい人が相手にSYNをON(1)にした合図を送ります
② これを受け取った人は接続してもいいよという意味のACKをONにして相手に返事します
③ ACKとSYNがONの合図を受け取った初めの人は接続を始めるACKをONにした合図を最後に相手に送り、送信を始めます。
② これを受け取った人は接続してもいいよという意味のACKをONにして相手に返事します
③ ACKとSYNがONの合図を受け取った初めの人は接続を始めるACKをONにした合図を最後に相手に送り、送信を始めます。
~上の3ステップをデータだけで表した場合~
① SYN =1ACK=0
② SYN=1 ACK=1
③ SYN=0 ACK=1
② SYN=1 ACK=1
③ SYN=0 ACK=1
まとめ
TCPは信頼性の高いプロトコル、UDPは信頼性の高いプロトコル、3ウェイハンドシェイクはTCPで通信を行うときに必要な手順でした。
以上、本日の解説はここまで!
Thank you